自律神経失調症とはなにか?
みなさんは、昔と比べていま元気に毎日を過ごしていますか?
なんとなく昔と比べると疲れやすい。
昔と比べるとイライラすることが増えた。
疲れやすくなった。
これは年齢のせいだから仕方ないと思っていませんか?
また体調が優れない。大きな病気をしているわけではないが、調子が出ないといったことはありませんか?
これらが一時的な症状であれば良いですが、継続的に例えば1か月以上続くようであれば、自律神経失調症の可能性があります。
主な症状としては、入眠困難や不眠、眩暈、頭痛、動悸、下痢や便秘が交互に訪れる、常に疲労感がある、肩こり、腰痛などなど
ここに挙げた以外にも多くの症状があります。
というのは自律神経の乱れというのは、体のいたるところにダメージを与えて、継続的かつ複合的に体のいたるところに異常をきたすものだからです。
体に不調をきたし、病院に行っても原因不明で帰されることもあります。
例えば僕の場合で言えば、胃腸に激痛が走ったが、数週間入院しても原因は分からず、特に痛みが再来することもなかったのでそのまま退院することになりました。
不安に思ったので、胃腸の内視鏡検査も行いましたが、異常は見受けられませんでした。
ではなぜそのような激痛が走ったのかというと、自律神経の乱れから排便がうまくいかず、腸内に食べたものが溜まってしまっていました。
そのせいで腸閉そくのような症状が出てしまっていたとのことでした。
つまり胃腸自体はなんら問題はなかったわけです。
自律神経失調症というのは、決まった症状があらわれるものではなく、体が正常に働くことを妨げ、それにより各部位に異常をきたすというものなのです。
ですので、先ほどあげた症状も一部に過ぎず、それ以上に多くの症状があると思います。
そしてそれを放っておくと大きな病気につながってしまう可能性もあります。
常に毒素を体内に送り込んでいるようなものなので、いつかはそれが大きな病気になるのは自然なことなのです。
頭が痛いから頭痛薬を飲み、胃腸が痛むから胃薬を飲むといった方法では根本はなにも解決しません。
自律神経について理解し、一緒に改善していきましょう。
いまのあなたが本当のあなたではありません。
健康的な自分を取り戻し、人生をさらに華やかなものに変えましょう。
そのためにはあせらずじっくりと治療をしていく必要があります。
心の病気は目に見えない分厄介ですが、立派な病気です。
無理をせず、自分の体をゆっくりと休ませてあげましょう。